そもそもコーチングってなに?

ここ数年、ネット上やSNSでもよく耳にするコーチングとは何?と思ったことはありませんか?
「コーチング」という言葉を聞くとオリンピックなどで注目されるコーチなどが浮かぶのではないでしょうか。

今日は「コーチング」について書いてみますね。

本来の「コーチング」とは「コーチがクライアント自身が決めたゴールに向かうまでの道のりを一緒に
考え寄り添って伴走する」というのが簡単な説明です。

ですのでコーチングのセッションではコーチがクライアントの目指す目的地までの距離感やその過程を
どうやって達成していくのかを、クライアントが自発的に考えられるように、セッションの中でたくさんの
質問を投げかけていきます。質問は行動、感情、目指す景色などさまざまな角度から質問していきます。

クライアントはその質問をじっくりと考え自分がどうやってその目的地にたどり着きたいのかを考えて、
到着するまでに必要な習慣を変えていくよう手助けしていきます。

Trees English Coachingでもこの本来のコーチングを行っているのが「ライフコーチング」です。

クライアントが日本人の場合は日本語、英語圏の方の場合は英語でセッションを行います。

弊社HPの「ライフコーチング」➡「お客様の声」にも載せております通り、皆さんのライフコーチングのテーマは様々です。

基本的に通常のセッション内容はコーチ側の守秘義務のため一切の公開は致しませんが、HP上のお客様の声はHP記載の
モニターの方々ですべてご本人達の許可を得て載せていますので、ここではその中からクライントのテーマについてお話します。

例えばアルバイト先での働き方に悩んでいたという学生さんがいました。もっと自信をもって職場の人達との関わりたい、
コーチングを通して楽しく働けるようになりたいとの事でした。

セッションの中ではどういう時に自分の行動に自信がないのか、逆にどういう時に職場で楽しいと感じるのかなど、色々な
質問を投げかけていくとご本人の中で「実は相手にこう思われているのは自分の思い込みではないか?」という気づきに至るなど、
セッションの質問からクライアントさんが気づきを得て少しずつ前向きに行動や習慣を変えていく選択をされました。

セッションの最後には「自分の行動と思考の癖が分かりとてもスッキリした」と表情も明るく終えられていました。

もう一つ社会人の方の例をお話します。

「仕事を変えても変えても満足しない。どうやったらもっと幸せに感じられる仕事とプライベートが過ごせるのか?」と
いう悩みからセッションを始められました。

その方はとても語学堪能で有名大学を卒業されていて、お仕事を得るには困らない学歴と経歴をお持ちで人柄も
とても人から親しまれるような方で、ちょうど婚約もされたばかりで周りからはご本人がそのような悩みをお持ちとは
想像ができないかもしれません。

でもご本人は、とても悩まれていました。「ずっとオフィスで働いて仕事もそれなりにこなし、休日もあるけれど
週末はいつも疲れていて自分が本当にやり事ができていない。」とのことでした。

セッションの中では「何の制限も無ければ思いっきりやりたい事は?」「週末どのように過ごせたら満足?」
「どんな人達に囲まれて過ごしたい?」「どんな人間関係が理想?」など幅広い質問を投げかけることで、クライアントさんの
考える時の表情がどんどん明るく現実的にそれに近づくための習慣や、行動を決めて実行するという流れになりました。

このお二人の例からも分かるように、周りからの見た目では決してはかることの出来ない本人の内側にフォーカスをして
その方達ご自身が本当に心身ともに健康でエネルギーがみなぎるような毎日を過ごせるように受けて頂けるのが本来の
コーチングかと思います。

米国では世界中の人が知る大手会社の多くの経営者や管理職は「コーチング」を受けていると言われており
人によっては複数のコーチをつけているのが現状です。以前に比べ日本でも「コーチング」という言葉を聞くようになったのは
そのような影響もあるかと思います。

次回はTrees English Coachingで提供しています、「英語コーチング」についてもお話してみたいと思います。

本物の英語の上達なら、
英会話+「英語コーチング」。